『Linux標準教科書』開発プロジェクト / ざっくり一読→即感想

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『Linux標準教科書』開発プロジェクト - LPI-Japan - エルピーアイジャパン
はてブもかなりの勢いでつけられている『Linux標準教科書』です。アンケート(ちょっと面倒くさい)に答えるとダウンロードページに飛びます。

クリエイティブ・コモンズを採用
クリエイティブ・コモンズ - Wikipedia
をみるとわかりますが、『Linux標準教科書』の場合は、
・著作者の表示(Attribution)
・非営利(Noncommercial)
・改変禁止(改変の禁止)(No Derivative Works)
を採用しています。改変は特定非営利活動法人エルピーアイジャパン、もしくはエルピーアイジャパンが認める団体により行われるそうです。

非営利使用なら自由に利用可、ということですが、本教材自体の対価を請求しない場合は、営利目的の教育であっても基本的に使用可、ともあります。

1.有料セミナーの教材として使うのはNG
2.営利企業が本教材の複製を用いて研修/講義を行うことはNG
3.本教材自体の対価を請求しない場合は、営利目的の教育であっても基本的に使用可(エルピーアイジャパンへの許諾が必要? )

対価を請求しない、というのはただで配布せよ。ということでしょうか?
そして無料で配布したとしても、有料セミナーそれ自体はこの教材を使うことが深く企業の営利に関わってくるから駄目、という考えなのかな?
2と3の違いがあんまり理解できないんですけど、これは情報系の専門学校の教材としてなら利用可能とかそういうこと?
とりあえず、聞いてみれば早いということでしょうか。


さくっと目を通してみての感想
・GPL についての紹介がされている(当然!! )。
→でもこの教材はクリエイティブ・コモンズなんだよな。ちょっとせこい、というか本末転倒的なものを感じた(僕のNPO嫌いがそうさせてる? )。
・"Linus Torvalds というフィンランドの大学生"って記述の1ページ後には、いきなり"Linux の開発者 Linus 氏"となっているのが気になる。
→これ知らない人は同一人物だと気がつかないんじゃないだろうか。
→ GNU/Linux って呼ぼうって考えもあるよ! って記述も無いな("Debian GNU/Linux"って表記はあるけど)。
・章末テストがなんかかわいい。
LPICレベル2技術解説無料セミナー@銀座/文祥堂イベントホール レポートの杉松先生も「英語版manを読もう」っていっておられたけど、
コマンドの名前だとかオプションに由来となった英単語を記述している点はすごく親切。
→lsを例にして……"ls(LiSt)" "-a(All)" "-l(Long)" "-t(Time)" "-r(Reverse)"
・ファイル名がいい加減すぎー。
→3.3標準エラー出力"$ ls -l tekitou > ls-l-output"
→"tekitou"ってあんた……。いや僕も"test"とか"ukno"とか使うけどさ。ここは"hoge"でよかったんじゃ……。
・ざーっと眺めてたらいきなり WindowsXP のログイン画面が出てきた。
→こういうのもやっぱり許可とるんだろうなー。
・奥付/奥書がひでえ粗末。冒頭で制作者紹介されているからなのか、謙虚さから来るのか。名字だけって出会い系の特定商取引法に基づく表記じゃねえんだから。
→"印刷所:あなたのプリンター" とかそういうユーモアがあってもいいんじゃない?
とまあこんな感じ。かなりざっくりとですが読んでみました。
LPI試験と絡めて言うと、今手にある参考書と読み比べてみると面白いと思います。
同じことがそれぞれどう書かれているか、比較できるのはいいことです。
しかも無料だし←ここでこれが効いてくる。


はてなダイアリーで、id:cobodoさんが


(前略)
というかLinux標準教科書をLinuxで書いてないんだろうか。Windowsで作ってるの?

やっぱり事務処理ならWindowsですよねー。Linuxデスクトップなんてカス以下ですよねー(ぉ


って書かれてますが、これは間違いなくその通りでして。
LPICレベル2技術解説無料セミナー@銀座/文祥堂イベントホール レポートの受付も、
WindowsXPの入ったノートPC(HPだかDELLだか)の奴でLPI-Japanの人が受付やってましたから。それに気付いたときの「あー、だよねー」っていうその失望感たらなかったですよ。

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このページは、YNが2008年9月17日 07:39に書いたブログ記事です。

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