そろそろ引っ越しをしようか、ということで、
先週くらいから、Webで賃貸系のサイトをいろいろ見て回っていた。
で、とんでもない物件を見つける。
2LDK-家賃1.1万円-敷/礼それぞれ1ヶ月
これはないわ。ありえない。おとり広告かデータ入力ミスだろうよ、と思った。
でも、訳あり物件とかもあるわけで一概にそうとも言えないんじゃないかー、って気にもなった。
とりあえず、電話して確認してみようと思った。携帯を手に取り番号をプッシュする。
が、その刹那、なにかが頭をよぎった。
「これっておいしいんじゃない?」
「これは取引材料になるよね?」
みたいな。
とりあえず、電話確認はあとにして理論武装を始めることにした。
必須なのは、
・当該仲介業者の情報
-1.免許番号
-2.経営者
-3.どの団体に属しているか
1.に関しては
・(都道府県名)知事(n)第xxxxxxx号
もしくは
・国土交通大臣(n)第xxxxxx号
なんて表記が必ずあると思う(無いとこはやばい)。
"n"も"x"も両方数字になるのだけど、重要なのは"n"の方。
この数字が更新回数(5年に1回)を表すので、
ここが小さい数字なのは新しい会社の証拠(一部例外あり)。
だから、更新回数が"0"なのにオフィスがやたら汚いとかは、
経営者の首のすげ替えだけやってる可能性もあるのではないかと思う。
一部例外については最初は都道府県免許だったけど、
企業展開して他の都道府県に店舗を出したりする場合に、
管轄が都道府県→国土交通省に変わる。そうなると、"n"の数字が小さくて、
店舗が汚くてもそれは必然ということになる。
免許番号がわかると、
・宅建業者情報インターネット情報提供システム
で東京都の業者はカバーできる。過去の業務上の汚れ具合もいっぺんにわかるので便利。
それぞれの道府県にもあると思うので探してみて欲しい。
3.については、これは結構大事なこと。
詐欺まがいの仲介業者は山ほどいるので、
そんなところに「バカヤロー金返せ」っていっても返してくれない。
まあ返してくれないから詐欺なんだけれども。
で、そんなときその当該業者とやりとりするのは時間の無駄なので、
一つ上の所属団体を窓口にする方が手っ取り早い。
なによりこの作業を経ることで、モグリの仲介業者と契約する危険を犯さなくてすむ。
加えて言うならば、当該業者の地域を管轄する
警察の生活安全課みたいなのも知っておくといいのかも。
でも、これは何か起きてからでも問題ないと思うけれども。
あと、調べていてわかったことは、おとり広告に関しては業界全体で問題になっているのだそうで、
平成20年03月26日で、関係者に送付された、
・首都圏不動産公正取引協議会-インターネット広告の適正化について-
をみてもわかる。
つまり、舌の根も乾かぬうちに当該の業者は過失を犯したってことなんですね。
わざとじゃないにしても落ち度は免れないわけです。でそこを責めようと思うわけだ。
*ただ、公正取引協議会についてはすべての不動産業者が入会しているわけではなさそう。
*なので、あまり強制力めいたものはないのかもしれない。
・不動産相談/東京都都市整備局
も大事。これは都知事免許だとかに影響するので、
こんな所に駆け込まれては業者にとっては死活問題となる。
リンク先にある賃貸ホットラインなどは仲介業者のところに行く前に携帯にメモリすべし。
とまあ理論武装はこんな感じ。
と、ここまでやってから電話をかけることにした。
で、結果。やっぱり入力ミスでした(1.1万→11万の間違い)。
あと、おとり広告って感じは全くしなかった。
完全なミスで申し訳ない、という感じだったのがよくわかった。
というわけで、僕は、
「まあ、これも何かのご縁ということで、
"この件"を踏まえて物件を紹介して頂きたいと思うのですが」
と言ったわけ。相手もバカじゃないからこれが何を意味するのかはわかってる。
で、先日話を聞きに行ってきたわけですが、なんというか業者さんがめちゃくちゃキビキビ動く。
僕一人に対し、二人がかりで次から次へと物件を出してくる。
これが、常時なら大変素晴らしい店舗だと思った。
用心して色々集めた情報は今回は活用することはなさそうだ、と感じた。
でもそれは幸せなことであり、かつ当たり前なことなんだけどね。
・今日の一冊
googleのことがたくさん書いてある本。ほめすぎってくらいにgoogleをたたえてる。
でも資本主義的に見て、1年くらい前(今もそうだけど)のgoogleは、
無視することはできないからしょうがないよね。
・気になったこと
本書は縦書きだから、"google"じゃなくて「グーグル」って書いてあるんだよね。
なんか別物に見えてしまうんだ。
まだ全部読んでないからすっげー適当に感想を述べてみました。
で、たぶんもっと面白い本はある、と思った(技術論的にもメディア論的にも資本主義戦略的にも)。
筑摩書房
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世の中が変わる
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批判精神を欠いた大人
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